大安禅寺
【大安禅寺の名宝展 特別企画】


福井市立郷土歴史博物館において3月21日(木)から開催される『大安禅寺の名宝展』を祈念して、大安禅寺でも特別公開を企画しました。年に一度、縁日に公開される「大涅槃図」並びに「松平光通座像」を期間限定(4月27日(土)~5月6日(月))で特別公開いたします。それに際し、下記の通り信州長谷観音の岡澤恭子先生をお招きして「涅槃図絵解き講座」を開講いたします。
必見必聴の企画ですので、是非皆様ご参詣くださいませ。



◆特別公開

・「大涅槃図」

筆・狩野元昭(福井藩御用絵師)
北陸最大を誇る迫力満点の「大涅槃図」を特別公開します。
開山大愚禅師が福井藩に依頼して描かせたものであったので、禅宗初祖の達磨大師が画かれています。一般的な涅槃図には見受けられない珍しいものです。他にも卑山の涅槃図にしか見られない特徴が有るので是非ご覧ください。

・「松平光通公座像御開帳」
作・康乗(慶派25代目京都七条仏師)
運慶快慶の技術を引き継いだ慶派25代目の貴重な作品です。日光東照宮を彷彿とさせる厨子に祀られた大安禅寺開基の福井藩4代藩主光通の座像を間近にご覧になれます。

期間:平成31年4月27日(土)~5月6日(月)

◆特別講座
「涅槃図絵解き講座」講師:岡澤恭子先生(信州長谷観音)




[涅槃図に描かれるお釈迦さま]
日本人の死生観に深い影響を与えている「釈迦涅槃図」。その涅槃図の中央で、沙羅双樹の間 に身を横たえ、諸仏や神々、弟子や友人や動物たちに囲まれるお釈迦さま。この涅槃図には、ど んなことが描かれているのでしょう。 絵解きでは、この一枚の絵にこめられた、お釈迦さまのご生涯と、臨終の様子を物語ります。そのご 誕生から、青年時代の苦悩と出家、厳しい修行や、大いなる目覚め。そして多くの人々との出会 いと別れ。真理を求め、人々とともに、悩み、喜び、歩んだ80年のご生涯。お釈迦さまの生き方 や、その最後のお言葉は、私たち自身の生き方や死に方を考えさせてくれ、ふと大切な気づきを与 えてくれるかもしれません。一枚の絵から紡ぎだされる大いなる魂の旅路に耳を澄まし、心をはるか に2500年前に羽ばたかせて、お釈迦さまに会いに行きましょう。

~記~
日 時: 平成31年4月28日(日曜日)
時 間: 13時半~15時半
タイムテーブル
13:30~ 受付
14:00~ 諸願祈祷会
14:30~ 涅槃図絵解き講座
15:40~ 自由拝観

定 員: 150人(先着)
参加料: 500円(拝観料)
場 所: 大安禅寺 枯木堂
申 込: 大安禅寺までお電話ください。
      ☎(0776)59-1014


講師プロフィール
絵解き 岡澤恭子(信州長谷観音)
絵解き師・寺庭婦人 昭和44年愛知県生まれ。平成5年立命館大学大学院日本文学研究科博士前期 課程修了。「平安時代の女性と仏教」を研究テーマとする。平成8年、仏縁により長野市長谷寺(真言宗) に嫁ぎ、平成10年、長谷寺所蔵の大涅槃図(江戸時代)の修復を機に絵解きを復興。以来、絵解きの第 一人者として、長谷寺や真言宗智山派総本山智積院(京都市)にて毎年絵解きを実演する他、各宗派の 本山、全国各地の寺院での法要(涅槃会・施餓鬼会)や、各宗派の僧侶の講習会、檀信徒研修会、寺庭 婦人会、大学、老人会、公民館、各種教育機関等で絵解きをおこない、全国で活躍。その絵解きは新聞や雑 誌等に取り上げられ、話題を呼んでいる。

 
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